ハナレイ渓谷。山肌に現れる幻の滝。
2025.08.27
今回は、タロイモの故郷の景色のお話を。GINZA SIXでのリリースでKALOを知ってご購入いただいた方も、展示会等でKALOを知っていただいた方も、是非その味を楽しんでいただきながら、ガーデンアイランド・カウアイ島のをイメージして、お読みいただければと思う。
タロイモが育つのはカウアイ島北部・ハナレイの渓谷。猛烈な雨が降ったと思えば、にわかに突き抜けるような青空が広がり、刻々と表情を変える空模様はまさに洋上に浮かぶ小島ならではの気候。
厚い雲が去り、正午過ぎの陽光がタロイモの葉を照らす頃、遠い山肌にいくつかの白い筋が見えた。目を凝らしてみると、それが「滝」であると時づく。カメラのファインダーを覗き、ピントを合わせたりしていると、糸のように細いその滝の白色が、見る見るうちに細く薄くなってゆく。やがてそれは急峻な斜面に消え入ってしまった。
そう。この滝、降雨で現れ、その雨が止めばまるでなかったかのように忽然と消えてしまう。どおりで、よく晴れた正午頃には気が付かなかったはずである。
年間数十万とも100万とも言われる観光客が訪れ、ガーデンアイランドと呼ばれる楽園がみせる様々なマジック。人は、それらに、大いに魅了されてしまうのだ。
