読む焼酎

KAMI SHUZO

新着情報

様々な”イモ”で醸したお酒と沖縄料理の話。②酒と料理は海を越えて。
様々な”イモ”で醸したお酒と泡盛と沖縄料理の話。①テイスティング編。
トニックウォーターと割っても良し。KALOとハワイアンフード
麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。③香りの”黄麹”魅力と特徴。
麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。②柔らかさの”白麹”その魅力と特徴。
麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。①コクの”黒麹”魅力と特徴。
鶴の町”出水”の1年。甕熟成はその越冬を数える。
米とタロイモが交わり始まる発酵の醍醐味。儚き微生物のありがたみ。
ジャスミンライスと日本のジャポニカ米。焼酎造りにおけるそれぞれの長所と未来。
”米”と”芋”で造られる、焼酎の伝統。手づくり。そして秒単位の勝負。
ラベルに込めた想い③葉から根まで”タロイモ”という存在。
ラベルに込めた想い②MOANI ハワイの州鳥・ネネ。 
甕(かめ)の番号で分かる熟成の所在と”天使の分け前”。
ラベルに込めた想い①MAKAHIKIハナレイ渓谷の風景。
麹蓋(こうじぶた)。大吟醸を造るように。手づくりの現場。
穏やかな日々に寄り添える白麹。
ハナタレ(初垂れ)は氷冷パーシャル・ショットで決まり!
”スピリッツ”と”和酒”の垣根を超えて。BARでも味わえるSHOCHU
”黄麹”。焼酎ではなかなかレア。主に日本酒に使われる麹の魅力。
米麹とタロイモが交わり、荒波のように醪(もろみ)は流動する。
日本の発酵文化の根底。洗練したタロイモ焼酎洗練の礎となる「米麹」造り。
ラベルに描かれた、ハワイ州鳥「ネネ」。
原酒にライム。カウアイ・アイランド・スピリッツ。
150年来未知の造り。薩摩芋とタロイモの粘度から。

タロイモについて

ABOUT
TAROIMO.

タロイモと
ハワイの神話。

1500年も前からハワイで主食として食べられていたタロイモは、ハワイの歴史と文化を語る上で欠かせない存在。世界に類を見ない何百という品種が、この島々で誕生した。食すことにより「マナ(霊的な力)」に満たされると語り継がれてきたタロイモは、ハワイ神話の王家の血を引く人間の”兄弟”。古代よりハワイアンの主食として、生命力の象徴として人々の命を繋いできた。カウアイ島・ハナレイは最高品質のタロイモが育つ自然保護区。焼酎KALOの原料はその地で生まれ、やがて太平洋を渡り、鹿児島で焼酎となる。神話息づく唯一無二のその素材は、物語のように深く、その味わいを語る。

現代ハワイにおけるタロイモと料理。②伝統的タロイモ料理の今。

 タロイモの葉は食用としても使われる。日本では、大根や蕪。鍋料理で有名な「アンコウ」は「捨てるところがない」と言われるが、ハワイではこのタロイモも、全ての部分が食用として利用されてきたそうだ。 ちなみに、タロイモの葉の最も一般的な用途の一つは「ラウラウ」(写真左下)。ラウラウとは、魚や豚肉をタロイモの葉で包んだ蒸し焼きのこと。ハワイでは、土を掘り、ティの葉、バナナの葉などで覆って石で組んだ巨大なオーブンを「イム」と呼び(英語ではEARTH OVENとも呼ばれる)、現代でもローカルな行事や風土体験などでこの「イム」を組んで作られた本格「ラウラウ」がしばしば食されている。 「ルアウ」というのはタロ...

 タロイモの葉は食用としても使われる。日本では、大根や蕪。鍋料理で有名な「アンコウ」は「捨てるところがない」と言われるが、ハワイではこのタロイモも、全ての部分が食用として利用されてきたそうだ。 ちなみ...

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現代ハワイにおけるタロイモと料理。①オアフ島東のローカル・レストラン。

 オアフ島の東岸。ノースショアからはぐるっと島を時計回りに。ワイキキからは逆回りでカイルアを過ぎ、しばらく北上するとのどかな海沿いの道に、時の流れを感じさせる褪せたグリーンの看板が見えてくる。タロイモ専門の料理店”WAIAHOLE POI FACTORY”だ。 店の外には、いつも長い行列が。ハワイの人々にとっては「郷土料理店」という言葉がふさわしいだろうか。無論観光客の姿も見かけるが、いかにもローカル・ハワイアンという人々の姿が多い。ここではタロイモを使ったクラシックなハワイ料理を食べられるのだ。以前は外にテーブル席もあったが、現在はテイクアウトが中心の模様。やはりローカルフードは青空の下、自...

 オアフ島の東岸。ノースショアからはぐるっと島を時計回りに。ワイキキからは逆回りでカイルアを過ぎ、しばらく北上するとのどかな海沿いの道に、時の流れを感じさせる褪せたグリーンの看板が見えてくる。タロイモ...

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ラベルに込めた想い③葉から根まで”タロイモ”という存在。

 日本では、タロイモを食べる機会は滅多にあるものではなく、「どんな味がするのか?」「どんな植物なのか?」という時点でピンと来ない方も多いのではないかと思う。しかし、タロイモ畑の様子を見ていただければ、なんとなくその葉の形にはに見覚えがあるという方もいるかもしれない。そんなタロイモは、ある意味「里芋の親戚」と言える。ちなみにアニメ「隣のトトロ」の雨のシーンでトトロが頭に乗せている大きな葉っぱは、里芋の葉だそうだ。 今日のハワイでは、時々マーケットでタロイモのスイーツが売られ、タロイモで人気のローカル・レストランが街の外れにあったりも一応するのだが、やはりかつての「主食」といった面影はないのが現状...

 日本では、タロイモを食べる機会は滅多にあるものではなく、「どんな味がするのか?」「どんな植物なのか?」という時点でピンと来ない方も多いのではないかと思う。しかし、タロイモ畑の様子を見ていただければ、...

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ラベルに込めた想い①MAKAHIKIハナレイ渓谷の風景。

焼酎のアイデンティティを持ちながら、焼酎という概念を超えて・・・KALOは、「焼酎」であり「スピリッツ」としての新たな境地を目指し、2025年に7年にわたる準備期間をもって産声を上げました。神酒造シリーズのラベルには3タイプのスケッチが描かれています。今回はそのラベルのご紹介です。 まずは、MAKAHIKIのラベルに描かれた自然の風景。これは、ハワイ最大のタロイモ畑が広がるカウアイ島・ハナレイ渓谷の景色。遠い青空に聳える山の稜線も、手前広がるタロイモ畑も、それぞれ今のリアルな景色です。 ハナレイは、自然の動物たちにとってはきっと居心地の良い場所でしょう。しかし、私たち人間はふらっと、観光気分で...

焼酎のアイデンティティを持ちながら、焼酎という概念を超えて・・・KALOは、「焼酎」であり「スピリッツ」としての新たな境地を目指し、2025年に7年にわたる準備期間をもって産声を上げました。神酒造シリ...

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ラベルに描かれた、ハワイ州鳥「ネネ」。

Kaloのラベルには、❶タロイモの葉と根。❷ハナレイ渓谷に望むタロイモ水田と山々。そして、❸ハワイの州鳥「ネネ」が描かれている。 かつて乱獲と自然環境の変化により絶滅の危機を迎えたこの水鳥は、この渓谷がアメリカの自然保護区に指定され、昔ながらのタロイモの栽培が定着して以降、この場所に戻ってきた。まさに彼らはカウアイの自然の象徴であり、畑の「守り神」と言えるのかもしれない。農作業の合間。上空に弧を描き、タロイモの水田に降り立つ姿は日常の風景。のんびりとしたその挙動は大らかな自然に調和し、悠然と流れ続けるカウアイの「島時間」を象徴するようだ。

Kaloのラベルには、❶タロイモの葉と根。❷ハナレイ渓谷に望むタロイモ水田と山々。そして、❸ハワイの州鳥「ネネ」が描かれている。 かつて乱獲と自然環境の変化により絶滅の危機を迎えたこの水鳥は、この渓谷...

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原酒にライム。カウアイ・アイランド・スピリッツ。

KALOの故郷カウアイ島。ハワイ有数の人気ビーチリゾートが存在し、ハワイ諸島内外から、毎日多くのビジターが訪れる。ハワイ最大のタロイモ畑のある「ハナレイ」は、この島の北部に位置する。南部にある空港からの長い道のりは、美しい海に表情豊かな山々、牛たちが牧草を食む農場など、カウアイ・ローカルを存分に楽しめる車窓だ。ちょうど中間地点に東部「ケアリア・ビーチ」がある。黄金色の砂が煌めく美しい砂浜は、SUV車を寄せられるまさに穴場。ハンドルキーパーには少し休憩してもらって、遥か外洋から吹き寄せる潮風を浴び、ライムを絞って味わう焼酎KALOの原酒は、なぜかホワイトラムやテキーラを味わっているような感覚に陥...

KALOの故郷カウアイ島。ハワイ有数の人気ビーチリゾートが存在し、ハワイ諸島内外から、毎日多くのビジターが訪れる。ハワイ最大のタロイモ畑のある「ハナレイ」は、この島の北部に位置する。南部にある空港から...

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カウアイ島・タロイモ畑の歴史。

 近年の研究によれば7世紀。このカウアイ島北部・ハナレイの地に水田が存在していたという。実に古代ハワイから1400年に渡り、脈々とこの地でタロイモ栽培の歴史が紡がれて来たということになる。12世紀頃からは、灌漑耕作が飛躍的に発展。おそらく現在のこの景観は、900年前と大きく変わらないはずである。悠久のフィールドを今日も水鳥が遊ぶ。水田は空を映し、かつての貿易風は今日も東に流れる。雨後の虹は明日も突然現れ、畑に大きな橋を架けるだろう。

 近年の研究によれば7世紀。このカウアイ島北部・ハナレイの地に水田が存在していたという。実に古代ハワイから1400年に渡り、脈々とこの地でタロイモ栽培の歴史が紡がれて来たということになる。12世紀頃か...

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「植えてから収穫まで、13ヶ月。」

 広いタロイモ畑を眺める。そこは、遥か原始を思わせるネイチャーアイランドの風情がある。同時に、どこか、緑深い日本の集落のようにも見えるのは、広大な水田の風景が稲作のそれを彷彿させるからだろう。タロイモの収穫には、実に1年以上の月日がかかる。米が、田植えから収穫までをおおよそ5ヶ月とすると、その倍以上。ゆっくりとした時の中で育まれる、南の島の、農業の景色。ハワイの懐かしさは、なんだか日本人にも懐かしい。

 広いタロイモ畑を眺める。そこは、遥か原始を思わせるネイチャーアイランドの風情がある。同時に、どこか、緑深い日本の集落のようにも見えるのは、広大な水田の風景が稲作のそれを彷彿させるからだろう。タロイモ...

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庭園の島。原風景。

ホノルルのあるオアフ島の北西に浮かぶ島・カウアイ。「ガーデンアイランド」と呼ばれる島は、その名の通り全体がまるで美しい庭園のように美しい自然美溢れる場所。 全米指定自然保護区「ハナレイ」が、この島の北部にある。展望台から見下ろす広大なビューの壮観さに、誰もため息をつく。そこは野生生物たちの楽園。遠い山に挟まれた広大なタロイモの水田は、誰もがノスタルジーを感じるような古里の原風景。この大自然の中で、ハワイの伝統的なタロイモ=KALOは、その命を育む。

ホノルルのあるオアフ島の北西に浮かぶ島・カウアイ。「ガーデンアイランド」と呼ばれる島は、その名の通り全体がまるで美しい庭園のように美しい自然美溢れる場所。 全米指定自然保護区「ハナレイ」が、この島の北...

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「カヌープランツ」遥か洋上を渡りしもの。

 遥か遠い海を越え、小舟でハワイの島々にもたらされた植物たちを「カヌー・プランツ」と呼ぶ。サトウキビ、さつまいも、バナナにココヤシ・・・。タロイモはそれらより更に昔、古代ポリネシアからもたらされた。そしてこの島々でさまざまな固有品種を生み、いつしか神格化される存在となる。太平洋上に孤立して浮かぶハワイ諸島の天気は荒れやすい。しかし、タロイモは嵐や洪水に強く生き延びる。「ポイ」は、時間をかけてタロイモをペースト状にした伝統食。栄養価も高く保存が効く。いつの時代も、ハワイの人々の栄養を満たした主食は、日本で例えるなら弥生時代に伝来した「米」と同様。ハワイ人々の「命」を象徴する、唯一無二の天の恵み。...

 遥か遠い海を越え、小舟でハワイの島々にもたらされた植物たちを「カヌー・プランツ」と呼ぶ。サトウキビ、さつまいも、バナナにココヤシ・・・。タロイモはそれらより更に昔、古代ポリネシアからもたらされた。そ...

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神酒造のこと

ABOUT
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150年もの歴史を持つ焼酎蔵は鶴の飛来地として有名な出水市の街道沿いに佇む。手間暇かけた「手造り」製法の焼酎は地元でこよなく愛され、「千鶴」を代表とする銘柄は全国にもファンが多い。ハワイのタロイモを用いて醸すという一切の前例無き酒造りは、古きを守り新しきを受け入れる旺盛なチャレンジ精神と、伝統の焼酎づくりに裏打ちされた確固たる誇りの現れでもある。仕込蔵に漂う甘い芳香。創業から時を刻む石蔵。ハワイの神官である”カフー”も祈りを捧げに蔵を訪れ、造りの機は熟した。ハワイの神聖なるタロイモを用いた、唯一無二の焼酎は「神」の名を持つ蔵からストーリーを紡ぐ。

様々な”イモ”で醸したお酒と沖縄料理の話。②酒と料理は海を越えて。

 「1話」からの続きです。1話も是非ご覧ください。→①話  沖縄に行くと何を食べますか?ソーキが入った沖縄そば。海ぶどう。ゴーヤーチャンプルー。グルクンのから揚げ・・・お菓子にはサーターアンダギー、ちんすこう・・・いろいろと思いつく方も多いと思います。 ”素朴さと洗練の沖縄料理を焼酎・泡盛で味わう” この日は、沖縄郷土料理研究家の玉城久美子さんにお招きいただき、沖縄の人々の生活の中にある美味しい本格郷土料理とのペアリングを楽しませていただきました。壺屋焼のうつくしいやちむん(焼き物)に盛られた料理の数々にため息。まるで料亭に来た気分でした。 沖縄フルコースがテーブルを彩る中、その味わいにの中に...

 「1話」からの続きです。1話も是非ご覧ください。→①話  沖縄に行くと何を食べますか?ソーキが入った沖縄そば。海ぶどう。ゴーヤーチャンプルー。グルクンのから揚げ・・・お菓子にはサーターアンダギー、ち...

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様々な”イモ”で醸したお酒と泡盛と沖縄料理の話。①テイスティング編。

”タロイモと田芋。ハワイと沖縄の緯度” 沖縄にはタロイモに近い「田芋(ターンム)」という芋があり、正月には子孫繁栄の縁起物としていただく習慣があるそうです。 同じように、ハワイ神話におけるタロイモは「人間の兄弟」として位置づけされており、ハワイの人々の命を代々受け継ぐ象徴として深い意味のある食物です。  緯度も非常に近い縄とハワイには、文化的にも植生的にも似ているものが多い。加えて、1900年に沖縄出身者がハワイに移住し125年という歴史もあり、今も太平洋を挟んだ文化的な交流が続いています。  先日、私の日本の友人が「サトイモの焼酎が手に入ったから一緒に飲んでみましょう!」と声をかけてくれまし...

”タロイモと田芋。ハワイと沖縄の緯度” 沖縄にはタロイモに近い「田芋(ターンム)」という芋があり、正月には子孫繁栄の縁起物としていただく習慣があるそうです。 同じように、ハワイ神話におけるタロイモは「...

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トニックウォーターと割っても良し。KALOとハワイアンフード

 最近、KALOにトニックウォーターを1:3くらいで割って呑む味わいの良さの新境地を見つけています。今回はフィーバーツリーのPREMIUM INDIANという黄色ラベルのトニックを使っで一杯。タロイモ由来の風味が際立ち、甕熟成の甘味がトニックの炭酸にふんわりと香り、実に心地よい味わいなのです。さて。この日のオツマミですが、最近、日本のスーパーマーケットでもPOKE(ポケまたはポキ)を時々見かけるようになりましたね。POKEはハワイ語で「切り身」としてしばしば用いられる言葉。ぶつ切りの刺身を醤油やオイルなどを用いてハワイ独自の味付けで漬けた、いわゆる「漬けマグロ」的な存在です。「アヒポケ」(アヒ...

 最近、KALOにトニックウォーターを1:3くらいで割って呑む味わいの良さの新境地を見つけています。今回はフィーバーツリーのPREMIUM INDIANという黄色ラベルのトニックを使っで一杯。タロイモ...

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麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。③香りの”黄麹”魅力と特徴。

 焼酎において「黄麹」をメインに使う焼酎蔵は皆無だろう。同時に、日本酒蔵で「黒麹」「白麹」をメインに使う酒蔵は極々少数と言って良い。なぜかと言えば、焼酎造りも日本酒造りも美味い酒を造るための”慣例”が大切で、”伝統”を引き継ぎ守る矜持があるからである。しかし、平成から令和に移った世において多様性を楽しむというムーブメントにおいてはその垣根は取り払われ、”焼酎かくあるべき”という議論とは別のステージにおいて、それぞれの酒のシーンは、新たな広がりを見せている。 ここ数年、”香り系”と呼ばれる芋焼酎が酒場や酒売り場を賑わし始めている。香りを醸す要素は”酵母”であったり”麹”であったり様々であるが、”...

 焼酎において「黄麹」をメインに使う焼酎蔵は皆無だろう。同時に、日本酒蔵で「黒麹」「白麹」をメインに使う酒蔵は極々少数と言って良い。なぜかと言えば、焼酎造りも日本酒造りも美味い酒を造るための”慣例”が...

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麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。②柔らかさの”白麹”その魅力と特徴。

 白麹は、実は黒麹の培養の中で生まれた”突然変異のアルビノ”である。今でこそ芋焼酎はどちらかといえば黒麹が主流だが、戦後昭和の芋焼酎づくりは、実は白麹の焼酎が多かったことを知っている世代は決して多くないだろう。当時、前近代的な製造工程の麹作りにおいて、作業を終え帰る頃には、蔵人の衣服から手から作業道具に至るまで真っ黒になったという。そんな問題を解決したのが当時画期的だった白麹。以前、鹿児島の酒場・天文館で、そんな話を人生の先輩世代から聞いたことがある。写真は実際KALOの仕込みに使われる黒麹と白麹の一次醪(いちじもろみ)。その色を見れば違いは歴然だ。 味わいに”優しさと柔らかさ”を感じるのが白...

 白麹は、実は黒麹の培養の中で生まれた”突然変異のアルビノ”である。今でこそ芋焼酎はどちらかといえば黒麹が主流だが、戦後昭和の芋焼酎づくりは、実は白麹の焼酎が多かったことを知っている世代は決して多くな...

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麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。①コクの”黒麹”魅力と特徴。

 酒造りにおいて「麹」という生き物の存在は欠かせない。その働きをシンプルに言えば、デンプン質を糖に変える働きをする。米や麦、そしてタロイモの糖化は、彼らの存在なくして起こり得ないのである。今回はその麹の特徴を、簡単にお話しできればと思う。(写真は黒麹米が一次仕込みで甕に入れられたばかりの画像) まずは、”黒麹”。芋焼酎で最も多く用いられている麹。コクのある「芋焼酎らしい芋焼酎」はやはり黒麹というこだわりを持って愛飲する焼酎好きも多く、また琉球の”泡盛”は黒麹づくり一択である。高温多湿の環境における環境に特に強く、主に南方の地での酒造りに向いている。色は、限りなく黒に近い濃茶色。余談だが、沖縄で...

 酒造りにおいて「麹」という生き物の存在は欠かせない。その働きをシンプルに言えば、デンプン質を糖に変える働きをする。米や麦、そしてタロイモの糖化は、彼らの存在なくして起こり得ないのである。今回はその麹...

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鶴の町”出水”の1年。甕熟成はその越冬を数える。

 KALOを醸す「神酒造」のある鹿児島・出水市は、おおよそ1万羽もの”鶴”が飛来する越冬地として有名だ。秋の気配が漂い始める10月頃、遥かシベリアからの長旅を経た鶴の一陣がこの町に降り立つ。紅葉から落葉へ、町の景色の移ろいと共に数は増え、年末の頃には無数の鶴が空を覆い尽くす風景は圧巻である。 春夏を過ごすシベリアから鹿児島出水までの距離はおおよそ3000km。ハワイと日本が約6000kmだから、ちょうどその往復がハワイ諸島までの距離となる。毎年、何故この鳥たちは同じ時期、同じこの場所に戻ってくるのか。 冬のシベリアは氷に閉ざされる。彼らは、最も居心地の良い越冬の地を求め空の旅を続ける。中国や韓...

 KALOを醸す「神酒造」のある鹿児島・出水市は、おおよそ1万羽もの”鶴”が飛来する越冬地として有名だ。秋の気配が漂い始める10月頃、遥かシベリアからの長旅を経た鶴の一陣がこの町に降り立つ。紅葉から落...

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ラベルに込めた想い③葉から根まで”タロイモ”という存在。

 日本では、タロイモを食べる機会は滅多にあるものではなく、「どんな味がするのか?」「どんな植物なのか?」という時点でピンと来ない方も多いのではないかと思う。しかし、タロイモ畑の様子を見ていただければ、なんとなくその葉の形にはに見覚えがあるという方もいるかもしれない。そんなタロイモは、ある意味「里芋の親戚」と言える。ちなみにアニメ「隣のトトロ」の雨のシーンでトトロが頭に乗せている大きな葉っぱは、里芋の葉だそうだ。 今日のハワイでは、時々マーケットでタロイモのスイーツが売られ、タロイモで人気のローカル・レストランが街の外れにあったりも一応するのだが、やはりかつての「主食」といった面影はないのが現状...

 日本では、タロイモを食べる機会は滅多にあるものではなく、「どんな味がするのか?」「どんな植物なのか?」という時点でピンと来ない方も多いのではないかと思う。しかし、タロイモ畑の様子を見ていただければ、...

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ラベルに込めた想い②MOANI ハワイの州鳥・ネネ。 

 遠くの空からやってきた、つがいの大きな鳥がしばしばタロイモ畑に降り立つ姿を見かける。ハワイの州鳥・「ネネ」。かつて乱獲や環境変化によって、わずか50羽にまで個体数を減らし、20紀中頃には絶滅危機に瀕した水鳥。KALOのふるさと、カウアイ島・ハナレイ渓谷がアメリカ自然保護区域に指定されてから、ネネたちは遠い日の記憶を辿るように、この場所に戻って来た。豊かな自然を湛えたカウアイ島の本来の姿を象徴する、その水鳥こそ、KALOのラベルにふさわしい。デザイナー・ツルタシュリ氏が繊細なタッチで描いたネネの立ち姿とその羽毛のは生命感に溢れ、その澄んだ瞳には、昔と変わらぬ美しいタロイモ畑が写っていると想像す...

 遠くの空からやってきた、つがいの大きな鳥がしばしばタロイモ畑に降り立つ姿を見かける。ハワイの州鳥・「ネネ」。かつて乱獲や環境変化によって、わずか50羽にまで個体数を減らし、20紀中頃には絶滅危機に瀕...

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ラベルに込めた想い①MAKAHIKIハナレイ渓谷の風景。

焼酎のアイデンティティを持ちながら、焼酎という概念を超えて・・・KALOは、「焼酎」であり「スピリッツ」としての新たな境地を目指し、2025年に7年にわたる準備期間をもって産声を上げました。神酒造シリーズのラベルには3タイプのスケッチが描かれています。今回はそのラベルのご紹介です。 まずは、MAKAHIKIのラベルに描かれた自然の風景。これは、ハワイ最大のタロイモ畑が広がるカウアイ島・ハナレイ渓谷の景色。遠い青空に聳える山の稜線も、手前広がるタロイモ畑も、それぞれ今のリアルな景色です。 ハナレイは、自然の動物たちにとってはきっと居心地の良い場所でしょう。しかし、私たち人間はふらっと、観光気分で...

焼酎のアイデンティティを持ちながら、焼酎という概念を超えて・・・KALOは、「焼酎」であり「スピリッツ」としての新たな境地を目指し、2025年に7年にわたる準備期間をもって産声を上げました。神酒造シリ...

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華麗なる焼酎のファースト・ドリップ。
”Moani” HANATARE 甕熟成・黒白黄・麹 2023年 250ml

KALO / Moani モアニ(ハワイ語:漂う香り)44°

カウアイ島は北緯22度。ロックでもソーダ割でも飲みやすい22度”。華やか黄麹仕込み。
”Launa”  甕熟成 黄麹 22° 2023年 300ml

KALO / launa ラウナ(ハワイ語:出会い・フレンドリー)22°

カウアイ島の緯度は北緯22度。焼酎としてロックでも ソーダ割でも飲みやすい22度”しっかりとした焼酎らしい味わいと甘みを感じる黒麹仕込み。
”Launa” 甕熟成・黒麹 22° 2023年

KALO / launa ラウナ(ハワイ語:出会い・フレンドリー)22°

カウアイ島の緯度は北緯22度。焼酎としてロックでも ソーダ割でも飲みやすい22度”味わい華やか黄麹仕込み。
”Launa” 甕熟成 白麹 22° 2023年

KALO / launa ラウナ(ハワイ語:出会い・フレンドリー)22°

華麗なる焼酎のファースト・ドリップ。
”Moani” HANATARE 甕熟成・黒白黄・麹 2023年 250ml

KALO / Moani モアニ(ハワイ語:漂う香り)44°

カウアイ島は北緯22度。ロックでもソーダ割でも飲みやすい22度”。華やか黄麹仕込み。
”Launa”  甕熟成 黄麹 22° 2023年 300ml

KALO / launa ラウナ(ハワイ語:出会い・フレンドリー)22°

カウアイ島の緯度は北緯22度。焼酎としてロックでも ソーダ割でも飲みやすい22度”しっかりとした焼酎らしい味わいと甘みを感じる黒麹仕込み。
”Launa” 甕熟成・黒麹 22° 2023年

KALO / launa ラウナ(ハワイ語:出会い・フレンドリー)22°

カウアイ島の緯度は北緯22度。焼酎としてロックでも ソーダ割でも飲みやすい22度”味わい華やか黄麹仕込み。
”Launa” 甕熟成 白麹 22° 2023年

KALO / launa ラウナ(ハワイ語:出会い・フレンドリー)22°