ルーツが邂逅(かいこう)する。石臼挽きと古代ハワイのタロイモ。

(:写真は、ポイパウンダー。ハワイ語で「ポーハククイアイ」と呼ばれる、タロイモをすり潰す石器)

 綺麗に表面を削がれたタロイモは、やがて通常の酒造りではあまり見慣れぬ不思議な機械へ運ばれてゆく。

何かと尋ねれば、「石挽き」の機械だという。なるほど。

長野といえば蕎麦のメッカ。そばの名店が至るところにある、信州ならではの発想なのかもしれない。

石臼挽きの蕎麦は、いわゆるグラインダーと比較し「強い熱が加わらないため、風味を損なわない利点がある」と言われている。

そういえば、古代ハワイではタロイモで作る主食の「POI(ポイ)」も、石臼と石杵を用いて作られる。

長野での酒造りを追求した結果、古代のハワイの伝統スタイルに近接するという奇跡。

香り高きタロイモと独特な酒造りの邂逅に、その味わいは深まる。

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