”人”だけができることと”微生物”だけができること。酒米とタロイモの美しきコントラストの先に。

石臼で挽かれたタロイモが、長野の誇る酒米・美山錦の醪(もろみ)との融合を、

高さ5メートル超のタンク上部に登って眺める。

紫と白のコントラストが、徐々に、美しく交わり合ってゆく。

やがて、酵母たちが踊り舞うようにタンクの中を流動し発酵を始める。

温度管理や、時折の櫂(かい)入れ(=棒で醪をかき回す)で、蔵人はその発酵を見守る。

人は、微生物が行う発酵の”手助け”はできるが、働くのは”麹”や”酵母”である。

彼らの力を借りなければ、酒はできない。

同時に、酵母の働きを見守り、生かすも殺すも人間の腕と技量次第。

生き物と向き合い、持ちつ持たれつの関係性こそ、発酵文化の醍醐味だ。

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