庭園の島。裸足の農業。
2025.01.31
タロイモ畑の遠景に、日本の田んぼのような田植機や稲刈機の姿は見当たらない。そこにあるのは、遥か昔の農業。一株一株、手で植えられる苗。長靴もウェダーも履かないから、水田から上がれば足は泥だらけ。無論、そんな手作業の現場は、大規模農業のそれと比べ決して生産効率が良いとは言えない。
けれど、人の手足で生み出す農業には、やはり丁寧さと温もりとがある。誤解を恐れずに言うならば、それは「ハンドクラフト」と「工業製品」のような違いと言えるだろうか。
今日も泥まみれの足が、島の畦道をゆっくりと往く。