”Launa” 甕熟成 白麹 22° 2023年

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焼酎は20度〜25度が定番のアルコール度数帯。本格焼酎らしく味わっていただけるよう、タロイモが育つハワイ・カウアイ島の北緯22度と同じ「度数」に揃えました。ロッでそのままに。芋焼酎らしくお湯割で。親しみやすい味わいをお楽しみください。

商品コード: 4582114962062 カテゴリー:

”Launa” 甕熟成 白麹 22° 2023年とは

2023.2.6 タロイモ、神酒造へ。シベリアから鶴。ハワイからタロイモが訪れた冬。

 鹿児島出水市の朝。

この町に、遠い異国から訪れたものが、2つ。

 9トンものタロイモを乗せた大きなトラックが、高い煙突の聳える街道沿いの蔵にたどり着く。ハワイ・カウアイ島からオアフ島・東京を経由し、はるか太平洋を越えて訪れたタロイモのカートンが、この日次々と運びこまれました。ハワイの取材メディアや、神官”カフー”の来日に先駆けて”来日”した神聖なタロイモ。カウアイの気温とまるで違う芋焼酎の聖地・真冬の鹿児島で仕込みの日を待ちます。

 折りしもこの時期、遠くシベリアから3000kmとも4000kmとも言われる飛行距離を飛び、空を覆うほど無数の鶴たちが、越冬のため出水の町に飛来しています。カウアイ島から出水市までの距離はお7000kmだから、彼らがこの冬に往復する距離は、タロイモが運ばれてきた総距離とおおよそ同じ。

 春を待ち、醸されるもの。春の訪れに、この地を離れるもの。

遠い異国から訪れた2つの来訪者が、春の気配が訪れるまで、この町に共存する刹那の時。

白麹・甕番号314 MAUPOPO / LAUNA 2023

貯蔵蔵の壁は分厚い石壁でできていて、普段はしっかりと鍵がかかっています。ハワイの神官・カフーが蔵を訪れた際、この扉に”ティリーフ”という大きな葉を掛けてお祈りをしました。「この葉っぱは、一体何な?」と尋ねれば、「ハワイでは、これは魔除けとして使われるんだよ。」と優しく語ってくれました。なるほど、邪悪なものが、この蔵に入って熟成を妨げたり酒を呑む余地は無さそうです。けれど、甕に入った酒は、熟成によって少しずつその量を減らしてゆくのです。これは「天使の分け前」と呼ばれ、アルコール蒸発によって起こる現象。蔵の中の”天使”は、”悪魔”の侵入の無い蔵の中で安心してKALOを味わうことでしょう。天使が呑んだ分だけ、残ったお酒は美味しくなるそうです。

白麹の焼酎の柔らかい味わいに、きっと洗練を加えてくれるでしょう。

2025.7.22 神酒造において瓶詰め。様々なボトルで。

ビンテージKALOが眠る貯蔵蔵から国道を跨いだ反対の敷地に、瓶詰めの工程を行う施設があります。

定番焼酎の瓶詰め作業はオートメーション化されているものの、細い瓶や背の高い瓶など、初めて扱うユニークなサイズ・フォルムが多いKALOにおいては、機械の設定や流れ作業に手間がかかります。なんといってもこの日、神酒造において実に11銘柄にも渡るラインナップの瓶詰めするわけですから、自社の定番ブランドを大量に瓶詰めするよりも神経を使うオペレーションの多い大変な日となるでしょう。

写真は、ビンに光を当て、焼酎に異物の混入がないかをチェックする工程。常に人の目が必要。

レーンを次々とボトルが流れ、アーム式の機械がせわしなく動く。

週末には、地元・出水市が最も盛り上がる二十周年の夏祭りを控えます。そして、いよいよこの夏、神酒造で醸したKALOはデビューの日を迎えるのです。

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