年季の入った青いタンクには、かすれた遠い昔の日付が書かれていました。昭和33年9月3日という日は、東京タワーが竣工する1か月ほど前・・・
日本初の”缶ビール”が発売されたのが昭和33年9月15日。その12日あと・・・
すごい時代を越えてきたタンクは悠然とそこに佇んで、不思議な風格を湛えていました。
モノをしっかりと管理し、大事に使うことでその寿命は大きく延びる。
時が刻んだビンテージ。66年モノのタンクで時を刻み始める1年目のKALO。世界のあらゆるビンテージは、全て1年目から始まります。
¥4,500
在庫切れ
美しい浅間山系の水に、ハワイのタロイモと長野の酒米が織りなすピュアな華やかさ。丁寧な芋の削りから始まり、日本酒作りに主に使われる黄麹を使用。洗練されたクリアな味わいの奥に、米・タロイモの素材の個性を如実に感じられる一本。
500ml 38° 2024Y 原酒 タンク熟成 黄麹。
日本酒酒蔵ならではの、華やかな吟醸を思わせる芳香。
雑味のない綺麗な味わい。ロック、ストレート。カクテルベースにも最適。
丁寧な造りで、タロイモ本来の味わいと長野の水や米の味わいも引き立ちます。

年季の入った青いタンクには、かすれた遠い昔の日付が書かれていました。昭和33年9月3日という日は、東京タワーが竣工する1か月ほど前・・・
日本初の”缶ビール”が発売されたのが昭和33年9月15日。その12日あと・・・
すごい時代を越えてきたタンクは悠然とそこに佇んで、不思議な風格を湛えていました。
モノをしっかりと管理し、大事に使うことでその寿命は大きく延びる。
時が刻んだビンテージ。66年モノのタンクで時を刻み始める1年目のKALO。世界のあらゆるビンテージは、全て1年目から始まります。

千曲錦のタロイモ焼酎初仕込みが、佐久盆地を太陽が照りつける季節に始まりました。一番最初はタロイモの表面を水で研ぐように、きれいに丁寧にはがしてゆく作業。これは米を”精米”する日本酒造りの哲学を、タロイモ焼酎の仕込みに生かすという杜氏の哲学です。
浅間山系から流れた豊富な伏流水は冷たく澄んでいて、盛夏でありながら手袋をしなければ2分もせずに手がかじかんでしまいます。
そして、表面を研ぎ終えたタロイモを機械で細かくチップ。並行して、隣の蒸留蔵の大きなタンクには蒸留過程において必要不可欠な「麹米」を仕込む作業が行われます。酒造りはさまざまな作業が並行して行われるのです。
麹米の糖化が進むと、やがて石うすでさらに細かくペースト状に挽かれたタロイモが、いよいよタンクに投入されます。これが造りの第一段階です。


千曲錦酒造におけける、初めてのタロイモ焼酎の蒸留。発酵も非常に順調に進み、期待が高まります。冬場は日本酒造りに励む精鋭の蔵人たちが、盛夏の長野・佐久で焼酎造りに取り組みます。
額に汗をかきながら、計器を経過観察。蒸留器にじわじわと熱がこもり、やがて蒸気の上がる音がクラに響き始める。
雑味を抑え、クリアな味わいに仕上げる減圧蒸留。
力強く稲穂が田を染め、峻険な山々が青く聳える佐久盆地の夏を謳うように、セミの声が蔵の周りに響いていた。
