麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。①コクの”黒麹”魅力と特徴。

 酒造りにおいて「麹」という生き物の存在は欠かせない。その働きをシンプルに言えば、デンプン質を糖に変える働きをする。米や麦、そしてタロイモの糖化は、彼らの存在なくして起こり得ないのである。今回はその麹の特徴を、簡単にお話しできればと思う。(写真は黒麹米が一次仕込みで甕に入れられたばかりの画像)

 まずは、”黒麹”。芋焼酎で最も多く用いられている麹。コクのある「芋焼酎らしい芋焼酎」はやはり黒麹というこだわりを持って愛飲する焼酎好きも多く、また琉球の”泡盛”は黒麹づくり一択である。高温多湿の環境における環境に特に強く、主に南方の地での酒造りに向いている。色は、限りなく黒に近い濃茶色。余談だが、沖縄で酒造りの現場を見学すると壁が所々黒ずんでいたりするのだが、これは主に麹が原因である。

さて、KALOの黒麹は、神酒造が造る、ヴィンテージ・MAKAHIKI・原酒MAUPOPO・22°LAUNAの黒いラベルのラインナップがこの黒麹で造られている。特徴としては、まずしっかりした焼酎らしいコク。焼酎らしい個性を感じる味わいが乗り、その主張がある分、芋焼酎や、テキーラ、ラムなど個性あるスピリッツを好む方には特に人気だ。

”酒らしい酒”が好きという方には特におすすめできるタイプである。酒好きを唸らす黒麹の妙を、じっくりと愉しんでいただきたい。

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