樽。音。風土。

CHIKUMA NISHIKI

新着情報

トニックウォーターと割っても良し。KALOとハワイアンフード
麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。③香りの”黄麹”魅力と特徴。
”PURE”でスッキリ食中酒。”ひと捻り”のソーダ割。
「減圧蒸留」が生む香気と、雑味の少ない洗練の酒質。
酒米のこだわり。長野県産・美山錦を贅沢に用いて醸す。
”スピリッツ”と”和酒”の垣根を超えて。BARでも味わえるSHOCHU
”黄麹”。焼酎ではかなりレア。主に日本酒に使われる麹の魅力。
浅間山の伏流水が、酒の味わいの原点。
長野の地で、華やかな香りが知らせる新たなる酒の誕生。
”人”だけができることと”微生物”だけができること。酒米とタロイモの美しきコントラストの先に。
ルーツが邂逅(かいこう)する。石臼挽きと古代ハワイのタロイモ。
精米に倣う酒造りの哲学。味わいの本質を追求する現場。
ラベルに描かれた、ハワイ州鳥「ネネ」。
原酒にライム。カウアイ・アイランド・スピリッツ。
庭園の島。裸足の農業。
緑色の渓谷で。タロイモ農家、伝統をつなぐ日々。

タロイモについて

ABOUT
TAROIMO.

タロイモと
ハワイの神話。

1500年も前からハワイで主食として食べられていたタロイモは、ハワイの歴史と文化を語る上で欠かせない存在。世界に類を見ない何百という品種が、この島々で誕生した。食すことにより「マナ(霊的な力)」に満たされると語り継がれてきたタロイモは、ハワイ神話の王家の血を引く人間の”兄弟”。古代よりハワイアンの主食として、生命力の象徴として人々の命を繋いできた。カウアイ島・ハナレイは最高品質のタロイモが育つ自然保護区。焼酎KALOの原料はその地で生まれ、やがて太平洋を渡り、鹿児島で焼酎となる。神話息づく唯一無二のその素材は、物語のように深く、その味わいを語る。

現代ハワイにおけるタロイモと料理。②伝統的タロイモ料理の今。

 タロイモの葉は食用としても使われる。日本では、大根や蕪。鍋料理で有名な「アンコウ」は「捨てるところがない」と言われるが、ハワイではこのタロイモも、全ての部分が食用として利用されてきたそうだ。 ちなみに、タロイモの葉の最も一般的な用途の一つは「ラウラウ」(写真左下)。ラウラウとは、魚や豚肉をタロイモの葉で包んだ蒸し焼きのこと。ハワイでは、土を掘り、ティの葉、バナナの葉などで覆って石で組んだ巨大なオーブンを「イム」と呼び(英語ではEARTH OVENとも呼ばれる)、現代でもローカルな行事や風土体験などでこの「イム」を組んで作られた本格「ラウラウ」がしばしば食されている。 「ルアウ」というのはタロ...

 タロイモの葉は食用としても使われる。日本では、大根や蕪。鍋料理で有名な「アンコウ」は「捨てるところがない」と言われるが、ハワイではこのタロイモも、全ての部分が食用として利用されてきたそうだ。 ちなみ...

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現代ハワイにおけるタロイモと料理。①オアフ島東のローカル・レストラン。

 オアフ島の東岸。ノースショアからはぐるっと島を時計回りに。ワイキキからは逆回りでカイルアを過ぎ、しばらく北上するとのどかな海沿いの道に、時の流れを感じさせる褪せたグリーンの看板が見えてくる。タロイモ専門の料理店”WAIAHOLE POI FACTORY”だ。 店の外には、いつも長い行列が。ハワイの人々にとっては「郷土料理店」という言葉がふさわしいだろうか。無論観光客の姿も見かけるが、いかにもローカル・ハワイアンという人々の姿が多い。ここではタロイモを使ったクラシックなハワイ料理を食べられるのだ。以前は外にテーブル席もあったが、現在はテイクアウトが中心の模様。やはりローカルフードは青空の下、自...

 オアフ島の東岸。ノースショアからはぐるっと島を時計回りに。ワイキキからは逆回りでカイルアを過ぎ、しばらく北上するとのどかな海沿いの道に、時の流れを感じさせる褪せたグリーンの看板が見えてくる。タロイモ...

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ラベルに込めた想い③葉から根まで”タロイモ”という存在。

 日本では、タロイモを食べる機会は滅多にあるものではなく、「どんな味がするのか?」「どんな植物なのか?」という時点でピンと来ない方も多いのではないかと思う。しかし、タロイモ畑の様子を見ていただければ、なんとなくその葉の形にはに見覚えがあるという方もいるかもしれない。そんなタロイモは、ある意味「里芋の親戚」と言える。ちなみにアニメ「隣のトトロ」の雨のシーンでトトロが頭に乗せている大きな葉っぱは、里芋の葉だそうだ。 今日のハワイでは、時々マーケットでタロイモのスイーツが売られ、タロイモで人気のローカル・レストランが街の外れにあったりも一応するのだが、やはりかつての「主食」といった面影はないのが現状...

 日本では、タロイモを食べる機会は滅多にあるものではなく、「どんな味がするのか?」「どんな植物なのか?」という時点でピンと来ない方も多いのではないかと思う。しかし、タロイモ畑の様子を見ていただければ、...

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ラベルに込めた想い①MAKAHIKIハナレイ渓谷の風景。

焼酎のアイデンティティを持ちながら、焼酎という概念を超えて・・・KALOは、「焼酎」であり「スピリッツ」としての新たな境地を目指し、2025年に7年にわたる準備期間をもって産声を上げました。神酒造シリーズのラベルには3タイプのスケッチが描かれています。今回はそのラベルのご紹介です。 まずは、MAKAHIKIのラベルに描かれた自然の風景。これは、ハワイ最大のタロイモ畑が広がるカウアイ島・ハナレイ渓谷の景色。遠い青空に聳える山の稜線も、手前広がるタロイモ畑も、それぞれ今のリアルな景色です。 ハナレイは、自然の動物たちにとってはきっと居心地の良い場所でしょう。しかし、私たち人間はふらっと、観光気分で...

焼酎のアイデンティティを持ちながら、焼酎という概念を超えて・・・KALOは、「焼酎」であり「スピリッツ」としての新たな境地を目指し、2025年に7年にわたる準備期間をもって産声を上げました。神酒造シリ...

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ラベルに描かれた、ハワイ州鳥「ネネ」。

Kaloのラベルには、❶タロイモの葉と根。❷ハナレイ渓谷に望むタロイモ水田と山々。そして、❸ハワイの州鳥「ネネ」が描かれている。 かつて乱獲と自然環境の変化により絶滅の危機を迎えたこの水鳥は、この渓谷がアメリカの自然保護区に指定され、昔ながらのタロイモの栽培が定着して以降、この場所に戻ってきた。まさに彼らはカウアイの自然の象徴であり、畑の「守り神」と言えるのかもしれない。農作業の合間。上空に弧を描き、タロイモの水田に降り立つ姿は日常の風景。のんびりとしたその挙動は大らかな自然に調和し、悠然と流れ続けるカウアイの「島時間」を象徴するようだ。

Kaloのラベルには、❶タロイモの葉と根。❷ハナレイ渓谷に望むタロイモ水田と山々。そして、❸ハワイの州鳥「ネネ」が描かれている。 かつて乱獲と自然環境の変化により絶滅の危機を迎えたこの水鳥は、この渓谷...

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原酒にライム。カウアイ・アイランド・スピリッツ。

KALOの故郷カウアイ島。ハワイ有数の人気ビーチリゾートが存在し、ハワイ諸島内外から、毎日多くのビジターが訪れる。ハワイ最大のタロイモ畑のある「ハナレイ」は、この島の北部に位置する。南部にある空港からの長い道のりは、美しい海に表情豊かな山々、牛たちが牧草を食む農場など、カウアイ・ローカルを存分に楽しめる車窓だ。ちょうど中間地点に東部「ケアリア・ビーチ」がある。黄金色の砂が煌めく美しい砂浜は、SUV車を寄せられるまさに穴場。ハンドルキーパーには少し休憩してもらって、遥か外洋から吹き寄せる潮風を浴び、ライムを絞って味わう焼酎KALOの原酒は、なぜかホワイトラムやテキーラを味わっているような感覚に陥...

KALOの故郷カウアイ島。ハワイ有数の人気ビーチリゾートが存在し、ハワイ諸島内外から、毎日多くのビジターが訪れる。ハワイ最大のタロイモ畑のある「ハナレイ」は、この島の北部に位置する。南部にある空港から...

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カウアイ島・タロイモ畑の歴史。

 近年の研究によれば7世紀。このカウアイ島北部・ハナレイの地に水田が存在していたという。実に古代ハワイから1400年に渡り、脈々とこの地でタロイモ栽培の歴史が紡がれて来たということになる。12世紀頃からは、灌漑耕作が飛躍的に発展。おそらく現在のこの景観は、900年前と大きく変わらないはずである。悠久のフィールドを今日も水鳥が遊ぶ。水田は空を映し、かつての貿易風は今日も東に流れる。雨後の虹は明日も突然現れ、畑に大きな橋を架けるだろう。

 近年の研究によれば7世紀。このカウアイ島北部・ハナレイの地に水田が存在していたという。実に古代ハワイから1400年に渡り、脈々とこの地でタロイモ栽培の歴史が紡がれて来たということになる。12世紀頃か...

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「植えてから収穫まで、13ヶ月。」

 広いタロイモ畑を眺める。そこは、遥か原始を思わせるネイチャーアイランドの風情がある。同時に、どこか、緑深い日本の集落のようにも見えるのは、広大な水田の風景が稲作のそれを彷彿させるからだろう。タロイモの収穫には、実に1年以上の月日がかかる。米が、田植えから収穫までをおおよそ5ヶ月とすると、その倍以上。ゆっくりとした時の中で育まれる、南の島の、農業の景色。ハワイの懐かしさは、なんだか日本人にも懐かしい。

 広いタロイモ畑を眺める。そこは、遥か原始を思わせるネイチャーアイランドの風情がある。同時に、どこか、緑深い日本の集落のようにも見えるのは、広大な水田の風景が稲作のそれを彷彿させるからだろう。タロイモ...

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庭園の島。原風景。

ホノルルのあるオアフ島の北西に浮かぶ島・カウアイ。「ガーデンアイランド」と呼ばれる島は、その名の通り全体がまるで美しい庭園のように美しい自然美溢れる場所。 全米指定自然保護区「ハナレイ」が、この島の北部にある。展望台から見下ろす広大なビューの壮観さに、誰もため息をつく。そこは野生生物たちの楽園。遠い山に挟まれた広大なタロイモの水田は、誰もがノスタルジーを感じるような古里の原風景。この大自然の中で、ハワイの伝統的なタロイモ=KALOは、その命を育む。

ホノルルのあるオアフ島の北西に浮かぶ島・カウアイ。「ガーデンアイランド」と呼ばれる島は、その名の通り全体がまるで美しい庭園のように美しい自然美溢れる場所。 全米指定自然保護区「ハナレイ」が、この島の北...

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「カヌープランツ」遥か洋上を渡りしもの。

 遥か遠い海を越え、小舟でハワイの島々にもたらされた植物たちを「カヌー・プランツ」と呼ぶ。サトウキビ、さつまいも、バナナにココヤシ・・・。タロイモはそれらより更に昔、古代ポリネシアからもたらされた。そしてこの島々でさまざまな固有品種を生み、いつしか神格化される存在となる。太平洋上に孤立して浮かぶハワイ諸島の天気は荒れやすい。しかし、タロイモは嵐や洪水に強く生き延びる。「ポイ」は、時間をかけてタロイモをペースト状にした伝統食。栄養価も高く保存が効く。いつの時代も、ハワイの人々の栄養を満たした主食は、日本で例えるなら弥生時代に伝来した「米」と同様。ハワイ人々の「命」を象徴する、唯一無二の天の恵み。...

 遥か遠い海を越え、小舟でハワイの島々にもたらされた植物たちを「カヌー・プランツ」と呼ぶ。サトウキビ、さつまいも、バナナにココヤシ・・・。タロイモはそれらより更に昔、古代ポリネシアからもたらされた。そ...

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千曲錦のこと

ABOUT
chikuma-nishiki.

佐久市は、長野県屈指の酒どころ。浅間山系の豊かな水脈の元、醸造酒・蒸留酒をバリエーション豊かに美酒を醸すのが江戸中期に生まれたこの銘蔵。洗練された日本酒造りの哲学があらゆる酒造りに生かされ、ほのかに吟醸を感じさせる香り高い焼酎の味わいに存分に体現されている。また、時に酒をオーク樽で寝かせ、時に音楽を聴かせ、さらなる深みを追求したユニークな試みも魅力。タロイモ焼酎の麹(こうじ)に地産の好適酒造米を贅沢に用いるなどの”千曲錦イズム”は、ハワイと長野それぞれのアイデンティティを、その味わいで物語る。

トニックウォーターと割っても良し。KALOとハワイアンフード

 最近、KALOにトニックウォーターを1:3くらいで割って呑む味わいの良さの新境地を見つけています。今回はフィーバーツリーのPREMIUM INDIANという黄色ラベルのトニックを使っで一杯。タロイモ由来の風味が際立ち、甕熟成の甘味がトニックの炭酸にふんわりと香り、実に心地よい味わいなのです。さて。この日のオツマミですが、最近、日本のスーパーマーケットでもPOKE(ポケまたはポキ)を時々見かけるようになりましたね。POKEはハワイ語で「切り身」としてしばしば用いられる言葉。ぶつ切りの刺身を醤油やオイルなどを用いてハワイ独自の味付けで漬けた、いわゆる「漬けマグロ」的な存在です。「アヒポケ」(アヒ...

 最近、KALOにトニックウォーターを1:3くらいで割って呑む味わいの良さの新境地を見つけています。今回はフィーバーツリーのPREMIUM INDIANという黄色ラベルのトニックを使っで一杯。タロイモ...

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麹(こうじ)が奏でる味わいの礎。③香りの”黄麹”魅力と特徴。

 焼酎において「黄麹」をメインに使う焼酎蔵は皆無だろう。同時に、日本酒蔵で「黒麹」「白麹」をメインに使う酒蔵は極々少数と言って良い。なぜかと言えば、焼酎造りも日本酒造りも美味い酒を造るための”慣例”が大切で、”伝統”を引き継ぎ守る矜持があるからである。しかし、平成から令和に移った世において多様性を楽しむというムーブメントにおいてはその垣根は取り払われ、”焼酎かくあるべき”という議論とは別のステージにおいて、それぞれの酒のシーンは、新たな広がりを見せている。 ここ数年、”香り系”と呼ばれる芋焼酎が酒場や酒売り場を賑わし始めている。香りを醸す要素は”酵母”であったり”麹”であったり様々であるが、”...

 焼酎において「黄麹」をメインに使う焼酎蔵は皆無だろう。同時に、日本酒蔵で「黒麹」「白麹」をメインに使う酒蔵は極々少数と言って良い。なぜかと言えば、焼酎造りも日本酒造りも美味い酒を造るための”慣例”が...

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”PURE”でスッキリ食中酒。”ひと捻り”のソーダ割。

 ちょうどこの日、写真撮影用に携えていたKALOの”PURE”が私の手元に。最近馴染みになったという店のスタッフにお願いして、ソーダ割を作ってもらうことに。「へー!珍しい焼酎ですね。」出てきたソーダ割には、ローズマリーに、スライスしたリンゴが添えられている。なるほど、なるほど。 ソーダで割るだけでは単調。下手をすれば通り一遍な”焼酎レモンサワー”になりかねないところを、酸っぱさを抑え、黄色いシナノゴールドで穏やかなフルーティさを演出。タロイモ焼酎の風味と味わに寄り添うように、あえて軽くハーブを添える。 この後に届いた、スモークサーモン・ポテサラにも、キノコのキッシュにも、子持ち鮎のコンフィにも...

 ちょうどこの日、写真撮影用に携えていたKALOの”PURE”が私の手元に。最近馴染みになったという店のスタッフにお願いして、ソーダ割を作ってもらうことに。「へー!珍しい焼酎ですね。」出てきたソーダ割...

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”スピリッツ”と”和酒”の垣根を超えて。BARでも味わえるSHOCHU

 世の中には1本数千万円という驚愕の高級ワインがあり、同時に日本の街には「800円飲み放題」なんていう驚異の居酒屋があり、酒は、恐ろしく幅広い価格のグラデーションを持って存在している。 ”焼酎は大衆酒”というのは昭和から平成にかけ、誰もが手軽に飲めるハイ・アルコール酒というかつての意識の延長線上に残る概念だ。酒質の向上、バリエーションの変化、そして目覚ましい洗練を知れば、令和の世の焼酎が、いかに秀逸な蒸留酒であるかということは疑う余地もない。 さらには、カクテルのベース・スピリッツとしても、バー業界を中心に今注目が集まっている。KALOの多くのラインナップは、現在原酒を中心に35度以上44度ま...

 世の中には1本数千万円という驚愕の高級ワインがあり、同時に日本の街には「800円飲み放題」なんていう驚異の居酒屋があり、酒は、恐ろしく幅広い価格のグラデーションを持って存在している。 ”焼酎は大衆酒...

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”黄麹”。焼酎ではかなりレア。主に日本酒に使われる麹の魅力。

 KALOの”MAUPOPO”と”LAUNA”では、黒・白・黄と、3バリエーションの麹を楽しむことができます。焼酎において黄麹はなかなかレアな存在なのです。一方、日本酒のほとんどは、この”黄麹”で醸されているんです。特徴としては、黒麹・白麹に比べて香りが良いと評されています。ちなみに”黄”とは書きますが、実際の色はモスグリーンに近い緑色。そう。KALOのラベルに近い色なんですね。特徴としては、「香り華やか」。黒麹や白麹タイプに対して極端な味わいの変化があるわけではありませんが、やはりどことなく、口に含んで鼻に抜ける印象にこの麹らしいフワッと華やかな香りが感じられると思います。ちなみに、神酒造の...

 KALOの”MAUPOPO”と”LAUNA”では、黒・白・黄と、3バリエーションの麹を楽しむことができます。焼酎において黄麹はなかなかレアな存在なのです。一方、日本酒のほとんどは、この”黄麹”で醸さ...

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「減圧蒸留」が生む香気と、雑味の少ない洗練の酒質。

 千曲錦酒造の「kalo」は、減圧蒸留によってその特徴を現わしている。減圧蒸留とは、蒸留機内部の気圧を人工的に下げることでアルコールを含んだもろみの沸点を大きく下げ、低温での蒸留を可能にする技術だ。もろみはおよそ50℃前後という低温でも沸騰し、熱による成分の変質や香気の飛散を抑えることができる。つまり、高温での常圧蒸留では揮発してしまうような軽やかなエステル類は、この減圧下では大きく喪失されることなく取り出される。結果として、雑味の少ない香り華やかな酒質が生まれるのだ。ただし、この減圧蒸留は、単に圧を下げて低温度で蒸留すれば良いというものでもない。重要なのは、もろみの性質に応じて圧力・加熱温度...

 千曲錦酒造の「kalo」は、減圧蒸留によってその特徴を現わしている。減圧蒸留とは、蒸留機内部の気圧を人工的に下げることでアルコールを含んだもろみの沸点を大きく下げ、低温での蒸留を可能にする技術だ。も...

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ルーツが邂逅(かいこう)する。石臼挽きと古代ハワイのタロイモ。

(:写真は、ポイパウンダー。ハワイ語で「ポーハククイアイ」と呼ばれる、タロイモをすり潰す石器) 綺麗に表面を削がれたタロイモは、やがて通常の酒造りではあまり見慣れぬ不思議な機械へ運ばれてゆく。何かと尋ねれば、「石挽き」の機械だという。なるほど。長野といえば蕎麦のメッカ。そばの名店が至るところにある、信州ならではの発想なのかもしれない。石臼挽きの蕎麦は、いわゆるグラインダーと比較し「強い熱が加わらないため、風味を損なわない利点がある」と言われている。そういえば、古代ハワイではタロイモで作る主食の「POI(ポイ)」も、石臼と石杵を用いて作られる。長野での酒造りを追求した結果、古代のハワイの伝統スタ...

(:写真は、ポイパウンダー。ハワイ語で「ポーハククイアイ」と呼ばれる、タロイモをすり潰す石器) 綺麗に表面を削がれたタロイモは、やがて通常の酒造りではあまり見慣れぬ不思議な機械へ運ばれてゆく。何かと尋...

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浅間山の伏流水が、酒の味わいの原点。

 蔵の屋上から北を望めば美しく雄大な浅間山が聳える。裾野に広がる盆地は、数々の銘蔵を擁する酒どころ佐久市だ。美酒の味わいの原点は、やはり水である。名水が流る処に酒蔵あり。美味い酒醸す場所に名水有り。千曲錦酒造は豊かなこの水から、焼酎、日本酒、ミードといったさまざまな酒を醸す酒蔵だ。  焼酎において造りの丁寧さは特筆すべきところだが、やはりこの水の良さを感じていただくには樽熟成はもちろん、タンク熟成のpureもおすすめだ。長野県を代表する酒米、美山錦とタロイモが織りなすkaloの吟醸のような味わいを、シンプルに、素直に感じられる。ロックアイスで味わうも、水割りで味わうも良し。 無論、軽井沢や佐久...

 蔵の屋上から北を望めば美しく雄大な浅間山が聳える。裾野に広がる盆地は、数々の銘蔵を擁する酒どころ佐久市だ。美酒の味わいの原点は、やはり水である。名水が流る処に酒蔵あり。美味い酒醸す場所に名水有り。千...

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緑色の渓谷で。タロイモ農家、伝統をつなぐ日々。

カウアイ島ハナレイの渓谷。焼酎KALOの原料となるタロイモは、全てこの風光明媚な場所で育ち、現在も数件の農家の手で大切に育てられている。近年、食文化の変化によってハワイのタロイモの消費量は減少傾向にある。しかし、ハワイアンにとっては神話にも登場するタロイモという存在は特別で、受け継がれてきた敬愛の気持ちは強い。 ファーマーには、「コガさん」、「ハラグチさん」など、実は、流暢に日本語を話せなくても、代を遡れば日本にルーツを持つ人も多い。「僕らの育てたそれが、日本で焼酎になるなんて、今まで誰も想像しなかったよ!」 彼らは日々、この”聖地”で農作業をしながら、その大変さも苦労も決して多く語らない。数...

カウアイ島ハナレイの渓谷。焼酎KALOの原料となるタロイモは、全てこの風光明媚な場所で育ち、現在も数件の農家の手で大切に育てられている。近年、食文化の変化によってハワイのタロイモの消費量は減少傾向にあ...

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精米に倣う酒造りの哲学。味わいの本質を追求する現場。

朝の蔵に、蔵人たちの明るい声があった。浅間山水系の冷たい水をいっぱいに張った大きなタライで、タロイモの表面を丁寧に洗う作業が始まっていた。「素材の味を引き出しながら雑味を取るため、表面部分を削ぎ取って綺麗にするんです。」北島杜氏がそう語る。彼は日本酒造りと焼酎造りの陣頭指揮を取る現場のリーダーだ。なるほど。日本酒は米を削ることで、洗練された大吟醸が造られる。同様に、丁寧に芋の表面を削いで仕込み、素材本来のポテンシャルを引き出すという考えだ。米に例えれば、玄米から精米した白米。更には、吟醸へと続く精米歩合の米の「磨き」に近いしい。酒造りの哲学が焼酎造りにも生かされている。たらいの水に手を入れ、タ...

朝の蔵に、蔵人たちの明るい声があった。浅間山水系の冷たい水をいっぱいに張った大きなタライで、タロイモの表面を丁寧に洗う作業が始まっていた。「素材の味を引き出しながら雑味を取るため、表面部分を削ぎ取って...

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フレッシュな木の香りtest
testNāhele 38° 500ml

杉の木フレーバー

タロイモの味わいに、長野が誇る酒米・美山錦が織りなすハーモニー。
test”PURE” 38°原酒 500ml

2024Y 原酒 タンク熟成

タロイモの味わいに、長野が誇る酒米・美山錦が織りなすハーモニー。
”PURE” 原酒 タンク熟成<黄麹>2024年 38° 500ml

2024Y 原酒 タンク熟成

淡い琥珀色。オーク樽の香りとタロイモの風味が融和する魅力。
”BARREL” 樽熟成<黄麹>2024年 22° 200ml

2024Y 38° 樽熟成

フレッシュな木の香りtest
testNāhele 38° 500ml

杉の木フレーバー

タロイモの味わいに、長野が誇る酒米・美山錦が織りなすハーモニー。
test”PURE” 38°原酒 500ml

2024Y 原酒 タンク熟成

タロイモの味わいに、長野が誇る酒米・美山錦が織りなすハーモニー。
”PURE” 原酒 タンク熟成<黄麹>2024年 38° 500ml

2024Y 原酒 タンク熟成

淡い琥珀色。オーク樽の香りとタロイモの風味が融和する魅力。
”BARREL” 樽熟成<黄麹>2024年 22° 200ml

2024Y 38° 樽熟成